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明石海峡大橋の通行料金はいくら?知らないと3,000円損するオトクな方法

明石海峡大橋の通行料金を安くする方法 関西
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神戸方面から淡路島へのドライブを検討する際に、気になるのが明石海峡大橋の通行料金です。「料金が高いって聞いたけど、安くする方法はないのかな」と思っている方も多いでしょう。

この記事では、明石海峡大橋の通行料金はいくらかかるのか、知らないと大きく損をしてしまう、お得な利用方法について詳しく解説します。

兵庫県神戸市と淡路島をつなぐ明石海峡大橋は、橋長3,911m、主塔298mを誇る世界最大級のつり橋です。料金を節約できれば、雄大な景色も美味しいグルメも、より一層楽しめます。淡路島ドライブを、コスパ良く楽しむための参考にしてください。

明石海峡大橋の通行料金|通常はいくらかかるの?

神戸から淡路島へ車で向かう際には「明石海峡大橋」を通ります。神戸市にある垂水ICから、淡路島の北端にある淡路ICまでの区間を走行するルートです。

ETCを使用しない場合の、通常の通行料金は以下のとおりです。

車種片道料金往復料金
軽自動車等1,940円3,880円
普通車2,410円4,820円
中型車2,930円5,860円
大型車4,030円8,060円

垂水ICから淡路ICまでの距離は約10.7km、所要時間はおよそ8分。通行料金が高いと感じますよね。ですが、次に紹介するETC車割引を利用すれば、大幅に費用を抑えられます。

明石海峡大橋はETCでいくら安くなる?割引料金と知っておきたい注意点

明石海峡大橋の通行料金は、ETC車料金で大幅に安くなります。例えば、普通自動車なら往復で3,000円も安くなります。ETC車割引の仕組みと注意点をしっかりチェックして、無駄な出費を防ぎましょう。

ETC車割引を平日と休日で比較

下記の表は、垂水IC〜淡路IC間の通常料金と、ETC車料金(平日・休日)を車種別に比較したものです。

車種通常料金ETC車料金(平日)ETC車料金(休日)
軽自動車等1,940円760円760円
普通車2,410円910円910円
中型車2,930円1,060円1,590円
大型車4,030円1,400円2,100円
  • 軽自動車等・普通自動車:曜日に関係なく同じ割引が適用されます。
  • 中型車・大型車:休日は平日より割引率が下がるため注意が必要です。

ETC車割引が適用されると、普通車なら片道で1,500円、往復で3,000円の節約が可能です。軽自動車等でも、片道で1,180円、往復で2,360円の差になります。

レンタカーを利用する場合は、ETC搭載車の選択とETCカードの準備が必要です。

ETC休日割引の適用除外日

ETC搭載の軽自動車等と普通車には、土日祝日の料金が約30%OFFになる、休日割引が適用されます。しかし、2025年度は以下の日程で、ETC休日割引が適用されません。当該日程にETC走行した場合は、平日のETC車料金が適用されます。

割引除外日2025年の主な対象期間例
ゴールデンウィーク4月26・27・29日、5月3~6日
お盆8月16・17日
シルバーウィーク9月13~15日、20・21・23日
年末年始12月27・28日、1月1~4日
その他の3連休各祝日を含む連休(例:建国記念日・敬老の日など)

上記の割引除外日は変更される場合があります。最新情報はNEXCO西日本などの公式サイトでご確認ください。

ETC車割引+高燃費で驚きのコスパ旅!私の淡路島ドライブ記録

2025年4月、神戸の垂水ICから淡路ICまで車で移動し、淡路島をほぼ一周する日帰りドライブを楽しみました。今回はその体験をもとに、レンタカー選びの注意点やETC車割引の活用法、サービスエリアに行けなかった失敗談などを紹介します。ぜひあなたの旅の参考にしてください。

最初は最安レンタカーを予約、でもETCの割引を知って変更!

旅の計画段階では、とにかく安さ重視でレンタカーを探し、ETCなし・ナビなしの軽自動車(保険込みで約4,000円)を予約しました。

ですが、ETC搭載車だと明石海峡大橋の通行料が大幅に安くなることをあとから知り、急遽ETC搭載車に変更。レンタカー料金は約1,500円アップしましたが、それでも通行料で2,320円も安くなることがわかり、迷わず変更しました。

結果的に、ETC車割引の事前チェックが旅の満足度をぐっと高めてくれたと感じています。

神戸から淡路島へのドライブ旅行で、レンタカーをどこで借りるか迷ったら、以下の記事を参考にしてください。おすすめのレンタカー会社もまとめて紹介しています。

帰りはサービスエリアに立ち寄れず…想定外の落とし穴

往復の通行料金は節約できて大満足!のはずが、帰り道で思わぬ失敗がありました。淡路ICから本州へ戻る際、淡路SAに立ち寄れないまま垂水ICへ直行してしまったのです。あとで調べたところ、公式サイトに以下の注意書きがありました。

一般道路から淡路ICをご利用いただく場合、淡路SA、淡路ハイウェイオアシスには立ち寄れませんのでご注意下さい。

引用:本州四国連絡高速道路株式会社

実際、私は淡路島島内から一般道を走って淡路ICに入ったため、最後の目的地としていた淡路SAにも淡路ハイウェイオアスにも立ち寄れなかったわけです。

淡路島島内から垂水ICに向かうルートで、淡路SAや淡路ハイウェイオアスに立ち寄りたい場合は、淡路北スマートIC(ETC専用・入口専用)または東浦IC(ETC専用)以南のICから入る必要があります。

ちなみに、淡路SAには上りと下りがあり、どちらも自由に行き来できます。

以下の図は、公式サイトから引用したものです。淡路北スマートICは、ETC専用ですので、ご注意ください。

淡路北スマートICから入り、淡路ハイウェイオアシスか淡路SAを経由して、淡路ICから高速道路を走行する場合は、以下の料金が別途かかります。

 軽自動車等普通車中型車大型車特大車
ETC車料金(平日)100円100円100円150円160円
ETC車料金(休日)50円50円100円150円160円

ガソリン代は1日走って1,500円!高燃費車のすごさを実感

淡路SAには立ち寄れなかったものの、通行料金とガソリン代が大きく節約できたことが旅の満足感をさらにアップしてくれました。

今回のドライブは、神戸・三宮駅付近から出発し、淡路島をほぼ一周して同じ場所に車を返却するルート。正確な走行距離は記録し損ねましたが、150km以上走ったのは確かです。

ガソリン代は、179円/Lの高値でしたが、満タンにしても約1,500円で済みました。レンタカーはマツダのフレアワゴン(軽自動車)で、燃費の良さに驚きました。

燃費の良いクルマは、ドライブ好きの強い味方ですね。

日本最大のジャンクションは走行注意

垂水ICは兵庫県神戸市の垂水JCTに併設する、神戸淡路鳴門自動車道のインターチェンジです。淡路ICーの隣に位置します。

垂水ICが併設されている垂水JCTは、東京ドーム7.7個分(総面積36万㎡)の面積を誇る、日本最大のジャンクションです。非常に複雑なジャンクションですので、利用する際は看板を見落とさないように、慎重に運転しましょう。ナビがあっても、油断は禁物です。

車での移動に不安がある方は、バス旅もおすすめです。以下の記事も参考にしてください。

レンタカーでETC車割引を使う方法

レンタカーを利用する方に向けて、ETC車割引を利用するための方法を解説します。

ETC車載器搭載車を選ぶ

大前提として、ETCカードを持っていても、車にETC車載器が搭載されていなければ割引は受けられません。レンタカーでも同じです。

ETC車割引を受けるには、料金所でETCレーンを通過し、車載器を通じてカードの情報を無線通信で送信する必要があります。明石海峡大橋を安い料金で走行するために、レンタカーの予約時に必ず「ETC車載器付き」の車種を選びましょう。

多くのレンタカーには標準でETC車載器が搭載されていますが、格安プランや一部の車種では非搭載の場合もあるので注意が必要です。別料金のオプション扱いになっているケースもあるため、予約前にしっかり確認してください。

ETCカードは自分で用意する

ETC車載器が搭載された車でも、ETCカードがなければETC車割引は使えません。カードは自分で用意するのが基本です。カードを持っていない方は、以下の選択肢もあります。

  • ETCカードを新規で申し込む:クレジットカード会社を通じて発行。発行までに1〜2週間かかるため、早めの申し込みが必要
  • ETCカードをレンタルする:一部のレンタカー会社で、ETCカードの有料レンタルあり

例えばニッポンレンタカーでは、ETCカードのレンタルサービスを、以下の料金で提供しています。

レンタル期間料金(税込)
~7日間  330円
8日間以上1,100円

ETCカードをレンタルした場合、高速道路の通行料金はレンタカー返却時に、店舗で実費精算となります。

ETC車割引を使うための注意点&チェックリスト

ETC車割引を使えば、高速道路の通行料が大幅に節約できます。ただし、条件を満たしていないと割引が適用されずに通常料金を負担することになります。実際、私もETCカードは持っていますが、最初に予約したレンタカーが車載器非搭載だったので予約を変更しました。

淡路島ドライブでもETC車割引をしっかり活用するために、出発前に以下のポイントをチェックしておきましょう。

ETCカードは早めに用意

ETCカードはクレジットカード会社やETC専用カード会社から発行されます。申し込みから手元に届くまで、1〜2週間かかるのが一般的です。淡路島のドライブ旅行が決まったら、早めの申し込みをおすすめします。

ETCカードを持っている場合は、旅行先への持参を忘れないように、早めに準備しておきましょう。特に、普段ETCカードを車に挿しっぱなしにしている人は要注意です。

私の場合、自宅の最寄り空港まで高速道を通って自分の車で行き、そこから飛行機で出発するプランだったので、ETCカードを忘れそうで非常に不安でした。スーツケースに大きなふせんを剥がれないように貼って、忘れないように準備しました。ご参考まで。

ETC車載器がなければ割引対象外

ETC車割引は、ETC車載器を使ってETCレーンを通過した場合に適用されます。ETCカードがあっても、車に車載器がなければ、割引は受けられません。

また、一般レーンでETCカードによる支払いはできますが、割引は適用されませんのでご注意ください。当日は、ETCカードがきちんと車載器にセットされているか、音声やランプなどで確認してから出発しましょう。

休日の割引に注意

明石海峡大橋を通過する際のETC車割引は、軽自動車等と普通車は平日でも休日でも料金は同じです。しかし、中型車と大型車は、休日は平日より通行料金が500~600円ほど高くなります

例えば、レンタカーで8人乗りの大型バンなどを利用する場合は、日程に注意が必要です。旅行の計画では天気や混雑状況も大事ですが、ETC車割引の条件も頭に入れておくと、コスパ良く楽しめます。

淡路SAでのUターンの料金

淡路SAと淡路ハイウェイオアシスには、高速道路を降りずに立ち寄れます。「高速道路を降りずに、そのままUターンしたい」という方もいるでしょう。高速から降りなければ、料金も抑えられそうですが、しっかり往復の料金がかかります。

淡路SAで折り返し走行することを「Uターン走行」と言います。Uターン走行すると、入口のインターチェンジから淡路までの料金と、淡路から出口のインターチェンジまでの料金の合計額がかかります。

通行料を賢く節約して淡路島ドライブ旅を楽しもう

淡路島へのドライブ旅を検討している方は、ETC車割引の利用をおすすめします。準備を整えるだけで、数千円単位の節約が可能です。浮いたお金でちょっと贅沢な海の幸を味わったり、絶景の露天風呂に立ち寄ったりすれば、より充実した旅になるでしょう。

ここまで紹介した注意点やチェックポイントは、私の実体験をもとにまとめた情報です。損をしないために、参考にしていただければ幸いです。

ETC車割引を活用して、淡路島ドライブをコスパ良く、思いっきり楽しんでくださいね。

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