「淡路島は車がないと楽しめないでしょ?」なんて諦めていませんか。高速バスと路線バスを使えば、日帰りでも漫喫できるスポットがたくさんあります。
この記事では、洲本市・南あわじ市エリアから、公共交通+徒歩でアクセス可能な、大人のひとり旅向けのおすすめ観光スポットを厳選して紹介します。
【車なし日帰りOK】高速バスで行く淡路島おすすめスポット(淡路市編)はこちら
洲本市エリアのおすすめスポット
洲本市は淡路島の中心に位置します。神戸淡路鳴門自動車道や国道28号、県道などが通る洲本市外は、バス移動にも便利な地域。
バスと徒歩でも楽しめる、おすすめ観光スポットを見ていきましょう。
昭和レトロこみち
昭和の雰囲気を残した街並みを楽しめる、昭和レトロこみちは、散策好きな人におすすめのスポットです。

約350mの道なりに、カフェやレストラン、たこ焼き屋さん、雑貨店などが。宿もあるので、ゆっくり泊まって楽しむのもいいですね。細い路地の奥にもお店があるので、お見逃しなく。
レトロこみちにクロスする商店街「コモード56」。平日のお昼過ぎは、ほとんど人がいませんでした。タイムスリップしたみたいな不思議な気持ちで散策しました。

近くには、昭和レトロ感満載の銭湯も。

レトロこみち周辺には、ほかにも見どころや海辺の散策を楽しめるスポットが複数あるので、レンタサイクルで巡るのもおすすめです。レンタサイクルの情報は、後半で紹介しています。
ウェルネスパーク五色 高田屋嘉兵衛公園

ウェルネスパーク五色は、蝦夷地の開発や航路開拓に大きく貢献した五色町生まれの商人「高田屋嘉兵衛(たかたやかへえ)」の業績や足跡を、後世に伝えるために創設された公園です。
自然豊かで広大な敷地には、資料館のほかに温泉施設やレストラン、体験工房、キャンプ場、宿泊施設などがあります。ゆったりと散策しながら、1日を過ごすのにも最適です。
ウェルネスパーク五色へのアクセスは、神戸からの以下の高速バス直行便が便利です。
いずれも予約は不要です。
大浜海岸(大浜公園)

洲本バスセンターから徒歩約10分の大浜海岸は、環境省認定「日本の快水浴場百選」に認定されている海水浴場。大浜公園とも呼ばれています。750mにもおよぶ白砂のビーチをゆったり散策すれば、心身ともに癒やされること間違いなし。
千本黒松と呼ばれた松原は、現在では温暖化や害虫、台風などの影響で減少しているとのことですが、植樹によって美しい景観が保たれています。
洲本温泉「うるおいの湯 足湯」
たくさん歩いたあとの無料休憩スポットとして、洲本八幡神社のそばにある足湯をおすすめします。

所在地 | 〒656-0024 兵庫県洲本市山手2丁目1-806 |
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利用時間 | 9:00~20:00(年中無休) |
利用料 | 無料 |
旅行先で温泉や足湯にふらっと立ち寄りたいときは、薄くてコンパクトに収納できるのに、吸水力も優秀なマイクロファイバータオルを用意しておくと、便利です。

南あわじ市エリアのおすすめスポット
南あわじ市の観光エリアとしては、迫力満点のうずしおクルーズをメインとしたプランがおすすめです。
うずしおクルーズ(福良港)

直径20mにも及ぶ世界最大、大迫力のうずしおを間近で見られる「うずしおクルーズ」。雨の日でも出航していますが、うずしおは潮流に左右されます。時刻表を参考にして、見頃を狙って行くのがおすすめです。
出航時刻は日によって異なるため、事前に時刻表を確認しておきましょう。Web予約も可能です。
料金 | ・大人:3,000円 ・子ども(小学生):1,500円 ・幼児:大人1名につき1名無料 障害者割引・団体割引あり |
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所要時間 | 約60分 |
予約可能時間 | 乗船日の45日前から、出航時刻の40分前まで |
神戸三宮バスターミナルから、淡路交通または姫神バスで「高速舞子バス停」を経由し、「福良バスターミナル」まで約90分。うずしおクルーズの乗り場「福良港なないろ館」までは、徒歩約2分です。
乗船手続きの窓口が混雑する場合もあるため、現地予約の場合は早めの手続きをおすすめします。
バスの乗り継ぎについては、淡路島バス検索「バスモ」でご確認ください。
道の駅 福良

うずしおクルーズの乗り場「福良港なないろ館」もある「道の駅 福良」。レストランやジェラート店、福良マルシェ、足湯などもあるので、さまざまな観光を楽しめます。
国指定の重要無形民俗文化財「淡路人形浄瑠璃」を鑑賞できる「淡路人形座」も人気スポットの一つです。
施設 | 営業時間・定休日 |
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南あわじ観光案内所 | 9:00~17:00(定休日:火曜日) |
福良マルシェ | 9:30~17:00(年中無休) |
レストラン | 10:00~16:00 |
足湯・うずの湯 | 10:00~17:00(定休日:火曜日) |
淡路人形座 | 9:00~17:00(定休日:水曜日) |
南あわじ観光案内所では、レンタサイクルを利用できるので、周辺を巡るプランも楽しめます。
神戸→洲本市・南あわじ市へのバス移動のコツと注意点

神戸からバス利用で、洲本市や南あわじ市を観光する際は、以下の点に注意して準備を整えましょう。
時刻表をしっかりチェック
洲本⇔福良間の路線バス(淡路交通)は、1〜2時間に1本程度の運行間隔です。土日祝日と平日でも時刻表が異なるため、しっかり確認しておきましょう。
神戸から淡路島への行き方は複数あります。以下の記事で紹介しているので、こちらも参考にしてください。
キャッシュを用意
淡路−徳島線と、島内路線バスでは、ICカードが使えません。また、神姫バスの車両は、ICカードチャージに非対応です。忘れずに、現金や小銭も用意しておきましょう。
ゆとりあるスケジュール
バスは予定時刻より遅れる場合があります。高速バスの終発時間も確認して、ゆとりあるスケジュールを立てましょう。
休憩時間の確保
バス旅は徒歩での移動が多くなるため、休憩時間も確保しておきましょう。立ち寄るスポットの周辺にあるカフェなどをチェックしておくと安心です。
洲本・南あわじのレンタサイクル情報

現地での移動が多くなりそうなときは、レンタサイクルの利用がおすすめです。洲本市では、電動アシスト付きの自転車を利用できます。
拠点 | 料金等 | 利用時間・定休日 |
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洲本観光案内所 | 【電動アシストなし】 ・1日:800円 【電動アシスト付】 ・最初の1時間:500円 ・以降1時間ごと:300円 ・1日最大(翌朝9:00まで):3,000円 | 定休日:木曜日 【電動アシストなし】 利用時間:24時間 【電動アシスト付】 貸出:9:00~16:30 返却:24時間返却可 |
南あわじ観光案内所 | 【電動アシストなし】 ・1日:800円 | 定休日・火曜日 利用時間:9:00~16:30 |
自転車を利用すれば無駄な待ち時間がなく、より広範囲のスポットを巡ることができて効率的です。
レンタカーを検討する際は、以下の記事も参考にしてください。
車なしでもOK!淡路島でのんびりしよう

日帰り・車なしでも、淡路島の観光はじゅうぶん満喫可能です。
高速バス+徒歩+路線バスで、温泉・海・グルメ・伝統文化など、淡路島らしい魅力がギュッと詰まったスポットを巡ることができます。
運転に不安がある方や、気ままにひとり旅をしたい方にもおすすめのプランです。
次の休日には、ぜひ“バス旅”で淡路島を訪れてみてくださいね。
神戸発、日帰りでの淡路島ドライブ一周旅行をまとめた記事も参考にしてください。
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